平成19年7月5日に「第5回 石西礁湖自然再生協議会」が石垣市で開催されました。 今回の協議会では、地域の方々や関係団体、専門家、行政機関など計39の個人・団体の委員が出席し、土屋誠会長(琉球大学理学部長)の進行のもと、「石西礁湖自然再生全体構想(案)」及び今後の進め方などについて説明が行われました。
 写真1:協議会開催の様子
「石西礁湖自然再生全体構想(案)」については、これまでの議論の結果を踏まえた「展開すべき取り組み」がまとめられました(資料3)。 また、石西礁湖自然再生全体構想のキャッチコピーを委員から募集したところ、16点のキャッチコピーの応募がありました(資料4)。この16点のキャッチコピーをボードに張り出し、各委員に気に入ったキャッチコピーにシールを貼り付けてもらい、一番多くシールが貼られた「島人の宝 豊かな海を守る」が、石西礁湖自然再生全体構想のキャッチコピーに決まりました。 協議会での意見を踏まえ、今後1ヶ月程度で自然再生全体構想を完成させる予定です。
 写真2:キャッチコピーを選んでいる様子
今後の進め方としては、自然再生全体構想が完成した後には、「自然再生事業実施計画」を策定することが説明されました。 この自然再生事業実施計画は、協議会の委員の方ならどなたでも策定することができ、今後、石西礁湖の自然再生を図る進めていく具体的な計画となります。 環境省では、本年度中に自然再生事業実施計画の案を作成策定する予定です。
 写真3:の様子
前回の協議会で、大盛武・竹富町長より、「利用」の観点から部会を設置して欲しいとの提案がありました。その提案を受け、委員による協議の結果「生活・利用に関する検討部会」として、石西礁湖の自然再生と地域住民の生活に必要となる活動の両立を図るたのあり方等について検討していくことが決定されました。今回の協議会でも、竹富町長からこの件についての挨拶がありました。
 写真4:竹富町長のスピーチ
今後の予定としては、10月頃に協議会主催の広報イベントとして、石西礁湖自然再生全体構想を一般の方々に理解してもらうためのシンポジウムを、環境省主催の石垣島の国立公園指定記念のイベントと同時に行う予定であること、また、次回の協議会は11〜12月頃に開催されることが説明されました。
最後に環境省より「国際サンゴ礁年2008」についての説明が行われました。2006年10月にサンゴ礁保全のための国際的枠組みである国際サンゴ礁イニシアチブ(ICRI)の総会において、2008年を国際サンゴ礁年にが指定し、世界各国で様々な関係者が協力して、サンゴ礁保全や普及啓発に関わる行事を開催することが決まりました。環境省ではこれまで「国際サンゴ礁年説明会」や「国際サンゴ礁年2008キックオフミーティング」などを開催してきましたが、今後も「知ろう、行こう、守ろう」をキャッチフレーズとして、様々な活動を行っていくことが説明されました。
 写真5:説明の様子 |